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toTO〜上棟式
2011.08.22 Monday
香港・マカオの旅 〜香港の建築編〜
今回は、香港の建物のお話を…。
どんな旅行でも職業柄、建築物をついつい見てしまいます(笑)
香港にも沢山の建築があるのですが、まず一番見たかったものから…
「香港上海銀行」
設計:ノーマン・フォスター
竣工:1985年
この建物は、前からみたかったモノなのでちょっと感動でした。
これぞ!ハイテク建築という感じ…カッコいいです。
建物の前は、ちょっとした広場があり、シルエットがしっかりと見渡せます。
実は、この1階部分のピロティがとくに見たかったのですが、
デモだったのか?すっごい人が集まって座っています。おいおい…
高層で初めての吊り構造の建物なのですが、
このピロティの部分はとても迫力があります。
天井のガラス張りのところは、上層に吹抜けが設けられています。
上の写真は、「香港国際空港」です。
ターミナルは同じく、ノーマン・フォスターによってデザインされています。
入り口のこの感じ…関西国際空港も同じ建築家が設計しています。
こちらの空港の方が、吹抜けとの関係が良いです。関空より明るく軽やか(笑)
「中国銀行タワー」
設計:イオ・ミン・ペイ
竣工:1990年
この建物も見たかったビル建築の一つです。
幾何学で構成された鋼製トラスがとにかく美しいです。
竹をイメージしたデザインらしいのですが…う〜ん(笑)
ビルのデザインは、どうしても制約が多いのですが、
この美しさは一度見て欲しいですね!
ちなみに、ルーブル美術館のガラスのピラミッドはI・M・ペイの作品です。
滋賀県にある「MIHO MUSEUM」も彼の作品です。
どちらの作品も非常に美しい建築です。
「国際金融センター2」
設計:シーザー・ペリー
竣工:2003年?
先端に向って狭まれているシルエットは美しかなぁ?と思います。
高さ415.8mとかなり高いビルなのですが、
そのデザインで、見上げたとき圧迫感を感じることはありません。
シーザー・ペリーは、日本でも数多く建築を設計しています。
大阪にある国立国際美術館など…。
「リッポ・センター」
設計:ポール・ルドルフ
竣工:1988年
写真では、一つの建物に見えますがツインタワーになっています。
複雑な独特の形状をしていて、とても気になる建築です。
中国では、とても風水が建築に影響を与えるそうですが、
この造形も風水の影響が大きいと言われています。
ちょっとユニークでかわいらしいビルです。
最後に…
「ルイヴィトン香港ランドマーク」
設計:青木淳
竣工:2005年
日本の建築家の作品です。
日本のヴィトンの店舗は、かなりの店舗を青木淳氏が行っています。
お決まりのダブルスキンによるダミエ模様のファサードです。
香港の建物は、ビックリすることに歩道に建物がオーバーハングしているのですが、
このヴィトンの前の歩道はオーバーハングしている部分が鏡面仕上げで
ちょっと面白い体験が出来ます。真ん中で写真を取っているのが私です(笑)
まだまだ、沢山あるのですが…今回は有名な建物を中心にまとめてみました。
香港は、土地が狭いので山の斜面か高層ビルという都市景観です。
そのため、ビルばっかりの写真になっちゃいました(笑)
ただ、世界的有名建築家のビルが拝見出来て満足です。
次回は、マカオの建築を書いていこうと思います。デワデワ…
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